No,104

                                                    北海道、東北

           後方羊蹄山 1,898m ニセコアンヌプリ 1,308m
  
               八甲田山 1,584.6m 岩木山 1,625m

                                       平成14年7月22日〜27日(5泊6日)                          単独行

                                      


   7月22日(晴)            小川(05:50発)〜羽田AP(08:25着10:45発)〜千歳AP(12:15着13:30発)〜振内(15:00着15:30発)〜羊蹄自然の家(18:40着)


                    今年の夏季休暇は昨年に続き北海道の第2弾だ!当初、幌尻岳〜後方羊蹄山の予定であったが、前半が日高地方の天候が悪い為、羊蹄山を先に登る事にした。この為先に送ってあった荷物を一旦、振内の松永旅館まで取りに行く手間が発生した。  機内では寝不足の為か気圧の変化で頭痛がした。千歳よりジャパレンでレンタカーを借り振内へ向かう。幹線道路以外は殆ど信号も無く交通量も非常に少ない、直ぐに80kmは出てしまい交通事故が多いのも理解出来た。 平取町役場振内支所に立ち寄りガスボンベを購入、幌尻山荘の宿泊代を払い登山届けを提出した。その後松永旅館で荷物を受け取り羊蹄へ向かう! 苫小牧側から向かったが、これが意外と道が混み3時間を要した。千歳付近は晴天であったが、羊蹄山はこの日ガスで全く望めなかった。 車中より遅くなる旨、今宵の宿の山麓の自然の家に連絡、午後7時前に到着。 到着後直ぐに夕食、この日宿泊客は10人程度、殆ど関東からの登山客の様であった。                                                                                

                                                                                            羊蹄自然の家  1泊2食  6000円


   7月23日(曇時々晴)        羊蹄自然の家(04:15発)〜真狩登山口(04:20着発)〜南コブ分岐(04:45着発)〜引き返す〜羊蹄自然の家(06:00着06:15発)〜真狩登山口(06:18着発)〜南コブ分岐
                    (06:45着発)〜羊蹄小屋分岐(10:37着10:50発)〜後方羊蹄山(12:10着12:35発)〜火口壁下降点(13:05着発)〜羊蹄小屋(13:20着13:50発)〜南コブ分岐(17:05着発)〜
                    真狩登山口(17:25着17:30発)〜羊蹄自然の家(17:35着)

                    朝3時に起床、4時に出発する。ヘッデンは必要無い。 目指す羊蹄山は依然としてガスで全く見えない。登山口まで行く途中、雨具を入れ忘れたのに気付き引き返したが玄関は鍵が閉まり入る事がが出来ず諦めて出発する。 三合目付近より樹木よりの水滴が酷くなり上部の天候も不安な為、自然の家に連絡しこれから来りし方がいるか確認したが無理との事で意を決し一旦下山、戻る事に! 雨具を持ち2時間遅れの6時に再出発、足が重い! 又樹林の中は蒸して暑く体力を消耗した。2時間の付けは大きくどんどん抜かれて行く。 五合目を過ぎ霧中を抜け雲海上にニセコアンヌプリや渡島駒ヶ岳が見えて来ると幾分元気が出た。 八合目付近より本格的に晴れて来て羊蹄山上部もくっきりと見えて来て元気印! 小屋のある九合目付近は高山植物が美しく、やっと写真を撮る気分になった!  山頂稜線の火口淵に出る、父釜の火口の迫力に圧倒される。最高点は丁度反対側に望める、御鉢巡りで母釜、子釜との境を登り何とかピークを落とした。 山頂からの展望は羊蹄山の火口以外は四方雲海になってしまった。 山頂で休んでいると蝦夷リスが歓迎してくれた、人馴れしていて近寄ってきて可愛い!後で自然の家の奥さんに聞いた話だと山頂に住み着いていて有名であるとの事だ。 30分弱のステイで山頂を後にする、小屋に立寄るが管理人は不在、巡視中の看板が架かっていた。札幌より来たTさんはバッジを購入する為管理人さんを待っていた。 拙者は早々に下山に係ると、丁度管理人さんが戻り拙者もゲットする事が出来た。 下山は足裏に痛みを覚えたが小屋より3時間位で下山出来た。結局トータルでは13時間の行程、体力的には限界であった。  登山口へ到着後ガスが切れ、羊蹄山全体の写真がやっと撮影出来た。  自然の家に到着後、直ぐに入浴。生ビール2杯で一気に昇天、即爆睡モードで気が付くと2時間は死んだ様に寝ていた。 羊蹄山は標高差で1500m以上の登りとなる為、日帰りの山としては結構厳しい山である。山頂直下の高山植物やリス、展望、独立峰としての存在感などやはり百名山である。 又今回泊まった自然の家は御主人は口煩いが、奥さんは気さくで料理の腕も良かった!

                                                                                           羊蹄自然の家  1泊2食  6000円


   7月24日(雨後曇)        羊蹄自然の家(09:00発)〜倶知安町役場(09:40着09:50発)〜函館港フェリー上船場(13:20着14:25発)〜青森港フェリー上船場(18:25着18:30発)〜八甲田山荘(20:00着)

                     当日朝の天気予報にて今回は幌尻岳を諦める。考えた末、思い切って天候の良い青森の山をこの際登る事にする。幌尻の予定を一切キャンセルし、朝一番で青函フェリーの往復予約をした。又八甲田山荘の宿泊予約も取った。 倶知安町役場の開くのを待って自然の家を出発。今日は朝から雨だ!役場に立ち寄り小用を済ませ、早々に函館に向け車を走らせる。 倶知安より3時間係った。コンビニで弁当を買い込みフェリーに乗船、拙者以外は全て長距離トラックの運ちゃんで驚いた!観光客は皆、東日本海フェリーのようだ。青森まで4時間は長い、殆ど寝て過ごした。  予報通り本州側は晴れていた。 青森港より道を当てずっぽに走る、途中給油スタンドで聞いて始めて判明、本屋で青森県の地図を買い、やっとこ午後8時に八甲田山荘へ辿り着いた。奥さんが外で待っていてくれた。 山荘は少々高いが、全室バストイレ付きと旅館並み、又八甲田登山のベース基地にもなっている様だ。 しかし夜は冷房が無く寝苦しかった、窓を開けていたら虫に刺され又もや寝不足になり参った!

                                                                                            八甲田山荘  1泊朝食付き  7000円


   7月25日(快晴)          八甲田山荘(08:00発)〜ロープウエイ駅(08:05着09:00発)〜山頂駅(09:10着09:15発)〜田茂やち岳(09:15着09:25発)〜赤倉岳(10:20着10:35発)〜井戸岳(11:00着11:15発)〜
                     大岳ヒュッテ(11:30着11:33発)〜八甲田大岳(11:50着13:00発)〜八甲田ヒュッテ(13:13着13:23発)〜上毛無岱(13:40着14:00発)〜下毛無岱(14:30着14:40)〜酸ヶ湯
                    (15:15着16:10発)〜八甲田山荘(16:25着16:30発)〜酸ヶ湯(16:40着17:30発)〜嶽温泉(19:20着) 

                    5時に起床、空は晴れ渡っている。今山行で始めての光景だ!8時過ぎにロープウエイ駅に、始発が9時の為一番乗りであった。大阪の中高年の4人組のパーティーに誘われ、5回の回数券で1150円の所を980円で乗車出来た。9時の始発時には何と200名近い待客になっていた。  山頂駅からは八甲田三山がくっきりと快晴の青空の中に並んでいる。赤倉、井戸と進み大岳の登りも意外と早く到着、快晴だと気持ちよく足取りも軽くなる! 大岳山頂からは八甲田の赤倉、井戸、田茂やち、岩手山、八幡平、高田大岳、南八甲田、岩木山などが望めた。 山頂は赤とんぼの大群で、この日は天気も良く大勢の登山者で賑わっていた。 上毛無岱、下毛無岱と高山植物には少々遅かったが、素晴らしい所だ。しかしこの日は北東北の梅雨明けで日差しが強く、暑いし体中焼かれた。毛無岱で休んでいたら、国立公園のレンジャーに間違われた。 下山後、酸ヶ湯で汗を流す。混浴の大浴場に入る、女性の方ばかり眺めている方も少なくないようだ!さすがに名湯、良く温まった。 その後急いで嶽温泉に向かう。弘前市内で少々迷ったが、スーパーで夕食を買い込み無事に到着。途中、岩木町付近より見上げる岩木山は西日の裏側になりそのシルエットはさすが津軽富士、名にそぐわぬ存在感は迫力があった。 嶽温泉は思ってた以上に素晴らしい所で、今宵泊まった「山楽」も露天風呂などあり洒落た旅館で女将さんも会相の良い人だ。この夜は日焼けした足がヒリヒリして何も出来なかった。

                                                                                            嶽温泉「山楽」  1泊朝食付き  6000円


   7月26日(曇時々晴)       嶽温泉「山楽」(08:10発)〜津軽岩木スカイライン八合目(08:35着09:05発)〜鳥海山分岐(09:35着発)〜鳳鳴ヒュッテ(09:45着発)〜岩木山(10:05着10:30発)〜鳥海山分岐(10:50着発)〜
                   リフト(10:58着11:05発)〜八合目(11:10着11:30発)〜青森港フェリーターミナル(13:30着14:25発)〜函館フェリーターミナル(18:25着18:30発)〜長万部民宿「しゃまんの里」(20:20着)

                    朝8時旅館出発、「津軽岩木スカイライン」さすがに1780円と高い! 8合目を9時にリフトを横目に登り始める。潅木帯の中の登りで蒸して暑い。途中蛇に遭遇! 火口壁のコルに出る、岩木山も火山だと始めて知った。鳳鳴ヒュッテより急登の岩場を登り切ると、更にその先に山頂への最後の急登があった。山頂はガスが架かって展望は厳しい、時折ガスが切れ下界が見え高さを感じる!百名山だけあって登山者は多い、観光的な方も少なくない。ここもやたらツアー客が多い。 フェリーの時間に間に合うように急ぐが、弘前市内で又もや迷った!それでも1時間前には到着出来た。 ターミナルで昼食をとり、フェリーでは4時間爆睡した。 函館でも少々迷ったが、途中予約した長万部の民宿には2時間で到着した。洒落た宿では無いが、疲れを取るのには充分だった!
                                                                       
                                                                                            長万部民宿「しゃまんの里」   素泊り 2700円


   7月27日(晴)            長万部(04:40発)〜ニセコ道の駅(06:00着06:40発)〜ニセコ山の家「登山口」(07:05着07:35発)〜1100mピーク(08:05着08:10発)〜ニセコアンヌプリ(09:00着09:25発)〜
                      1100mピーク(10:05着発)〜登山口(10:25着11:00発)〜ニセコ郵便局(11:15着11:30発)〜ジャパレン千歳(13:50着14:10発)〜千歳AP(14:20着15:00発)〜羽田AP
                     (16:30着17:00発)〜小川駅(20:00着)〜自宅(20:15着)

                    朝4時半起床寝不足、一路ニセコへ車を飛ばす! GASが赤ランプ、この時間ではスタンドがどこも開いていない。ましてここは北海道である、そう頻繁にはスタンド自体も無い!祈る思いで何とか二セコ道の駅へ到着した。道の駅より電話帳で最寄のスタンドを探す、ニセコ町のスタンドが何とか6時半に開けてくれて助かった。あと1時間でも待つようであれば、アンヌプリ登山は諦めるようであった。給油しアンヌプリへ向かう。 山の家のある登山口からは山はガスで見えない、熊注意の看板に緊張する。 登るに連れガスも晴れ、山頂部がくっきりと見えて来た、綺麗な双児峰だ! 1時間少々で登頂、山頂からは羊蹄山が山麓までくっきりと望める。他には無意根山、余市岳、空知の山々、恵庭岳など支笏湖周辺の山々、隣には岩肌が露出したイワオヌプリと望めた。 帰路の事を考えるとそうのんびりもしておられず、写真を撮り早々に下山した。  下山後は即帰宅モード、ニセコ郵便局で荷物を送り、道に迷いながら何とか午後2時にジャパレン千歳に到着。 空港では慌てて土産物を買い、急ぎ足で搭乗口へ駆け込んだ!!  羽田からは相変わらず忙しない都内を抜け、七夕で賑わう小川駅に着いたのは午後の8時、駅よりタクシーで無事6日間の山行の幕を閉じた!

                    今回は旅先で天候の為、急遽予定を大幅に変更し、土地勘だけで青森へ渡ったが、何とか青森の2座+アンヌプリまで制覇する事が出来た。費用は嵩んだが、自分の咄嗟の判断と行動力には満足している。


                   青函フェリー往復 25600円          レンタカー 約40000円 他          走行距離 1000km