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                                                            九州           

                                         屋久島縦走(黒味岳〜宮之浦岳)

                                 黒味岳 1、831m   栗生岳 1、867m   宮之浦岳  1、936m     


                                       平成27年9月8日〜11日(3泊4日)                        MB   MR.新井


    9/8(晴時々曇)          自宅(05:40発)〜森林公園駅(06:00着06:20発)〜羽田AP第2ターミナル(08:25着09:40発)〜鹿児島AP(11:40着14:10発)〜屋久島AP(14:45着15:43発)〜
                     安房港(16:00着16:05発)〜かもめ荘(16:30着)

                            今年の夏休みは、最初は新井氏の希望で穂高縦走を予定していたが、余りにも悪天候が続くので急遽、唯一天候の良い九州に変更、4連休の為思い切って屋久島に遠征する事にした。 急に決めたので色々と探したが、何とか航空券+宿泊費で何時もの楽天トラベルでまあまあのが見つかり目処がついた。本当はジェットスターの低価格が魅力だったが、乗り継ぎが上手くいかず諦めた。  当日は何時もの様に森林公園駅より高速のリムジンバスで羽田へ。予定通り鹿児島空港に着く、霧島連山を仰ぎながら昼食をとる。 待ち時間は結構あるが、空港内のアナウンスで日本エアコミュターの出航停止が相次ぎ動揺した。(こんなに出航停止にして良いものか?) 無事予約の便は飛び立ったが! 屋久島空港へは30分少々で到着、空港の小ささには驚く、降り立った途端梅雨の様な湿度の高さにはまいる。見上げると山々はガスがまいている。 時間もあるので千尋の滝でも行こうかと思ったが、タクシーもかなりお高いので諦め早々に宿に向かう事にする。 バスで安房に向かうが、手前の安房港で降りてしまい「かもめ荘」まで暫く歩くハメになった。 宿は家族で営んでいる旅館で気を使わなくて良い。一休みして食料の調達に向かうが、コンビニが一件も無く、安房港まで再び歩いて唯一のスーパーのAコープで買い出しをした。 夕食は予想通り、飛魚の塩焼きが出たが、先ず先ず美味しかった。登山の前祝いをしたが、少々二人共食べ過ぎた。 翌朝も早いので2食分弁当を頼み、早そうに床についた。


    9/9(晴後小雨、後晴)       かもめ荘(4:00発)〜紀元杉(10分)〜淀川登山口(04:50着05:15発)〜淀川小屋(06:05着06:30発)〜展望所(06:45着06:50発)〜小花之江河(08:15着発)〜
                     花之江河(08:25着08:40発)〜黒味分れ(08:48着08:55発)〜黒味岳(09:25着09:40発)〜黒味分れ(10:10着10:20発)〜投石湿原(10:48着10:51発)〜投石平(11:25着
                     11:40発)〜栗生岳(12:58着13:01発)〜宮之浦岳(13:20着14:00着)〜燒野三叉路(14:20着14:25発)〜沢休憩30分〜平石岩屋(15:50着発)〜ビャクシン岳(20分休憩)〜
                     第一展望台(17:30頃)〜新高塚小屋(17:40着)

                          愈々屋久島の奥山へアタックの日! 朝4時に予約をしておいた屋久島観光タクシーが時間通りかもめ荘の玄関前に迎えに来てくれた。 ドライバーさんは詳しく車中色々と教えてくれる。何と登山用の弁当屋が数件朝4時より営業しているのには驚いた。 紀元杉で一旦降ろしてくれ、ヘッデンを付け紀元杉を一回りした、空を見上げると満点の星空に感激。 5時前に淀川登山口へ到着、真っ暗の中既に数名の登山者が支度をしている。 次々に車も着くので、早々に出発した。 ヘッデンを付けヒメシャラや巨木の森の中を進んで行く。荷も重いので、日帰りピストンの方々が追い抜いていく。50分程で淀川小屋へ到着、1本立てる。直ぐに淀川を渡るが、澄んだ水に感激した。 徐々に高度を上げ豆腐岩の高盤岳が望めて来た、展望台へ着く、黒味岳他奥山が立ち並びテンションが上がる。 花之江河は綺麗な高層湿原、小花之江河からは高盤岳、花之江河からは黒味岳が美しい。 黒味分れから黒味岳へ向かう、向かう方は少ないようだ。巨岩の山頂へ着くが、残念ながら宮之浦岳はガスで霞み小雨も落ちてきた。朝食をとっていたが、慌てて戻る事にした。 屋久鹿が草を食んでいる投石湿原を這い上がり投石平にて休憩、前方の投石岳も美しい。ガスも取れ始めてきた。 連山を巻きながら進むと愈々宮之浦岳が前方に現れた。ガスもとれクリアになって来る。 荷は重いが一歩一歩高度を上げる、仏岩やモアイ岩など奇岩が望める、不思議な光景だ! やっと山頂と思ったが栗生岳、まだ宮之浦岳山頂は先だった、ピストンの方々と擦れ違う。ここの山頂までの登りが本日一番の正念場であった。宮之浦山頂へはここからは気合だけで何とか辿りついた。 待望のピークでは拙者達の他には2人組が居らしただけで、ゆっくり写真をを撮り寛ぐ事が出来た。歩いてきた黒味岳やそのコースの山並み、永田岳も美しく迫力がある。天気も最高の晴れ間だ、とても島に居るとは思えない、周囲は全て山並みが広がり奥深さを感じる。新井氏が岩の上で横になるが、金縛りにあった様だ。 30分程ステイして出発、新高塚小屋へ向け下る。燒野三叉路にザックをデポし、3名程永田岳に向かっている方もいる。三叉路先の水場で休憩、ここで昼食の大休止、陽射しも強くなり喉も乾く、夏空だ!弁当は薩摩揚げ中心に鯖の塩焼き、これも美味かった。 30分休み出発、平石岩屋より山の樹層も変わり樹林に入る。この頃より爆弾の膝が悲鳴をあげ始める。再度奇峰のビャクシン岳の付近で休憩をとる、後は苦痛に耐え下るが極端にスピードが落ちる。最後は新井氏に先に降りて貰い、小屋の場所取りを頼む。拙者が着いたのは18時近くになってしまった。 テントは結構あるが、小屋内は空いていた。 夕食をとる、サバ缶は美味かった。隣ではガイドとアベックのパーティーが夕食、鹿の焼肉をガイドが振舞っていた、良い匂いが堪らない。早々に睡魔に襲われ19時過ぎには眠りについていた。が、21時半に一旦目が覚めるとガイドの強烈なイビキで目が冴え、日記の記帳をした。 又、後記だが、投石湿原など随所で屋久鹿と遭遇、天敵もなく人間慣れしていて全く逃げようとしなく、可愛い。  


    9/10(小雨後晴)        新高塚小屋(08:00発)〜高塚小屋(09:30着09:45発)〜縄文杉(09:55着10:15発)〜大王杉(10:45着発)〜休憩30分〜ウイルソン株(11:45着12:12発)〜翁杉(12:1812:25発)〜
                    大株歩道入口(12:35着12:50発)〜休憩20分〜楠川分れ(14:30着発)〜小杉谷集落跡(15:00着発)〜荒川登山口(15:40着16:00発)〜屋久杉自然館(16:35着16:50発)〜安房(17:10着)
                                        

                          山中2日目、周囲の音で目が覚める。 外は小雨、皆朝食をとり雨具を付け出発して行く。 拙者達は15時過ぎのバスを考え、ゆっくりと8時に出発、ラッキーにも空は晴れてくる。 1時間半程で高塚小屋へ到着、レモンガスの社長によって建て替えられ綺麗な小屋だ。 これより屋久杉を巡る大株歩道を下る。 まずは縄文杉、流石に王者とあって神々しい!観光客もここまで来る方も多い。下るに連れ次々と名立たる屋久杉が現れトレッキング姿の観光客も増えてくる、ガイド連れの数名のグループ客も多い。 最後にウイルソン株、中に入ってみたが流石に広さに感激する。 これより翁杉を経て沢沿いに下り大株歩道入口に到着。後は森林鉄道の軌道に沿って荒川登山口まで只管長い道のりを歩いた。時折、鉄橋を渡るが、下を覗くと恐怖感を覚えるのもある。小杉谷は奥山からの巨岩が流れ下りひしめき合っている。 途中休憩をとりながら2時間半程で何とか荒川登山口へ辿り着いた。 下山のバスは2便になったが、無事屋久杉自然館で路線バスに乗り継ぎ安房へ、かもめ荘へ戻り付いた。本日も長い一日が終了した。 縄文杉を一目見ようと大勢のトレッカーが入っていたが、木道が良く整備されてはいるが殆ど登山同様の気力体力が必要とされるコースであり、皆よく歩いていた。 旅館に戻ると荷物を纏め近くの酒屋にて配送を頼み、ついでに地酒の三岳も送った。夕食は下山祝いで少々飲み食いしすぎた、今宵は鯖の刺身が美味であった。 後は部屋に戻りぐったり、早々に床へついた。


    9/11(晴)            かもめ荘(09:00発)〜安房港(09:20着10:00発)〜宮之浦港(10:20着10:45発)〜鹿児島港(12:35着12:45発)〜鹿児島AP(13:40着14:30発)〜羽田AP(16:15着17:20発)〜
                     森林公園駅(19:50着20:00発)〜自宅(20:30着)

                          最終日、10時過ぎのトッピー(高速船)の為、ゆっくりの出発。 9時に安房港に着くと何と出港は宮之浦港、直ぐにタクシーを呼んで貰い宮之浦港へ、無事間に合い土産物も購入できた。 ドライバーさんの話によると、口永良部島の噴火で屋久島の観光客も大分減少しているとの事だ。又、愛子岳より皇太子の娘の名をとったと言う事も初めて知った。  鹿児島港へ向かう、船内からは開聞岳と桜島が大きく望めた。 鹿児島港より直ぐに空港行のバスに連結、順調に鹿児島空港へ到着。予定していた薩摩揚も購入する。 羽田行きのANAへ。  羽田で回転寿司の昼食、お高い回転寿司だが、今回は良いでしょう。 夕方発のリムジンバスは何時も通り渋滞、30分遅れで森林公園駅へ到着した。 流石に長丁場の乗り継ぎで少々疲れた。 今回は急遽、屋久島へ変更したが、天気にもまずまず恵まれ計画通り山行する事が出来た。 しかし東日本は台風の影響もあり大雨で茨城など甚大な災害になり気持ちは完全に喜べない所もあった。 


     ANA(羽田〜鹿児島)往復+旅館2泊=59000円    日本エアコミュター(鹿児島〜屋久島)=15600円   トッピー(屋久島〜鹿児島)=8800円   リムジンバス(森林公園〜羽田)往復=4500円
                    タクシー代(屋久島内)=約6000円    バス代(屋久島内、鹿児島市内)=2500円等                          TOP