№378

                                                              北海道

                                      知床岳      1,254m


                                            令和2年4月3日~6日(4日日程で4/4登頂))             MB Mr、TAKIZAWA(知床山考舎)

   4/3(晴)                   自宅(08:26発)~森林公園駅(08:53着09:20発)~羽田AP(11:05着12:30発)~女満別AP(14:00着14:26発)~日産レンタカー(14:32着14:52発)~羅臼町「高島屋旅館」(17:20着)
                     

                  数年前より念願であった知床岳に遂に挑む事に! この時期、又単独なので今回は知床のガイド(知床山考舎)の滝沢氏へ依頼した。 何時も通り森林公園駅より羽田へ、12時半の女満別行きのJALに乗り込む、中標津空港の方が近いが良い便が無くこちらにする。 コロナウイルスの事もあり高速バス、飛行機どちらも空いている。初日は全国的に晴れており、機内からは磐梯、吾妻、飯豊、朝日、蔵王、阿寒など名峰が望めた。 女満別からは日産レンタカーで一路羅臼へ。 北海道も晴渡り斜里、海別、知床連山などの道内の名峰が素晴らしい。 根北峠も道路に積雪は無くスムースに走れた。 旅館には17時過ぎに到着、こちらもコロナのおかげで全てにキャンセルで死活問題との事。 18時には滝沢氏が来館して打合せをする、ガイド業も全く商売にならない様である。 翌日は朝4時半との事でこの日は早くに床に就く事とする。部屋には事前に送っておいた登山道具のでかい段ボールがしっかり置かれていた。  翌日の朝~昼食はコンビニで準備しておく、高島屋旅館は中々レトロであるが、風呂は温泉で硫黄の匂いがして大変温まった。



   4/4(晴後雨)               羅臼町「高島屋旅館」(04:05発)~相泊(04:25着04:40発)~カモイウンべ川渡渉(05:00着05:05発)~取付き(05:10着発)~二股(06:25着06:45発)~474m地点(08:02着08:05発)~
                         急登手前地点(09:00着09:20発)~知床岳(13:18着13:30発)~急登手前地点(15:10頃着発)~474m地点(15:40着15:50発)~二股(17:20着17:40発)~取付き(19:50着発)
                         ~カモイウンべ川渡渉(19:55着発)~相泊(20:27着20:35発)~高島屋旅館(21:00着)


                  2日目登山当日は4時に旅館を出発、気が高まって眠りは浅い。 相泊には30分弱で到着、暗闇の中漁船が出航して行くところであった。滝沢氏が入山届を記入出発、暫し国後島を望みながら海岸線の石ころの道を進む。 漁師の番屋が立ち並ぶが、この辺にもヒグマが良く出没すると言う。 国後島の爺爺岳の横より御来光を仰ぐ、20分も歩くとカモイウンべ川の渡渉になる、凍った板の上を四つん這いになって何とかクリア、やっと山への入山口だ。 行き成りの急坂の激藪漕ぎ、背丈を超える激藪だ! その後雪を踏み抜きながら熊笹の中を進み直ぐスノーシューヘ履き替える箇所へ。 あとは順調に林の中を高度を順調に上げて行く、途中でヒグマの足跡発見、河原の渡渉の時にあった物と同じ単体らしい。 1時間少々で二股へ到着、ここでは例年に無い暖冬で何時もは残るスノーブリッジが崩壊、沢に下り岩伝いに渡渉する。 ここで羅臼山岳会の一行が追い付く、17名のパーティーとの事、皆山スキーである。 前方にも雪を纏った山が林の中望めて来る、天気は上々で青空だ(予報では曇であった) 滝沢氏は足が速く付いていくのに大変だ! 尾根の登りになり、正面に大きな雪山を望むが、知床本峰はその奥の奥との事、474m地点には3時間で到着、これより振り返る根室海峡は絶景だ。 この後這松の中を進む様になり、1時間程で急な雪壁に取付く手前の地点に着く、ここでスキーやスノーシューよりアイゼンに履き替える。 スキーヤー達も皆、一本立てアイゼンに履き替えて取付いて行く。 拙者達も一本立て取付くが、滝沢氏より途中簡易ハーネスを付けられアンザイレンで登った。 上部はかなりの傾斜だ、そこをクリアするとその上には更にこれもかなりの斜度のトラバースが、ここもアンザイレンで進んだ。 頂上大地的な場所に着くと左右に小ピーク、左方には硫黄山が大きく望まれる、デカい! これより暫し進んでその大地を超えると広大な雪の平原が広がり遂に知床岳の山頂部が望めた,素晴らしい! 硫黄山を中心に羅臼側、ウトロ側の断崖も望める、その手前の深い渓谷がルシャとの事だ、凄い景観だ! 薄い雲が凄いスピードで流れて行く、この広大な雪原を進み、山頂に向けての登りに取付く、上部からは先に登頂した羅臼山岳会の方々が滑ってくる。 稜線の手前まで来ると風が強くなり厚手のアウターを着込む、稜線は凄い風で体ごと持っていかれそうだ。 這松の中歩き辛いスノーシューで進む、13時過ぎ何とか待望の知床岳山頂到着、急な雪壁より4時間擁した、思わず滝沢氏と握手する。 展望は凄い!うまく表せないが、知床岬へと続く半島先端部、流氷、硫黄山方面、断崖とオホーツク海、ステイは10分足らずであるが感動した!! 下山時には予報通り雲が湧いてくる、一時的にホワイトアウト、慎重に下って行く。 風もさらに強くなっていく、雪原では上手くガスが晴れて通過、その後急坂の連続には又、アンザイレン後ろ向きでクリア、この頃には雨が落ちてきた。 何とか難所はクリアしたが、後は雨に打たれながらの下山で結構ずぶ濡れ、雪も腐り踏ん張りが効かない。 途中でザックの調整ミスでの腰痛と疲れで足が出なくなってくる、最終的に海岸線に着いたのは20時前、真っ暗闇の中だ。 山頂より6時間少々費やした、ここに標高差1250mの登山が終了した、流石にへとへとだ。 海岸を惰性で歩き、やっとこ相泊に到着、一路宿へ。 滝沢氏とは貸して頂いた雪崩用のビーコン代を払い分れる、今回は大分迷惑をかけてしまった。  その後は温泉に浸かりコンビニにビールを買い出しに行き、一人で下山祝いをして最後は爆睡状態にあった。


   4/5(雨)                  高島屋旅館(12:23発)~羅臼ビジターセンター(12:30着13:10発)~ルサフィールドハウス(13:33着発)~知床食堂(13:57着14:22発)~高島屋旅館(14:25着)


                  3日目朝風呂入り朝食8時、食事後再び横になる。 昼食を含めて外に出ようと思うが外は雨、余り遠くへは行けないので、町内にある羅臼ビジターセンターへ出かける。 知床について中々面白い物があった。その後はルサフイールドハウスへ向かう、が何と冬場はクローズであった、残念!ルサ(ウトロ側ではルシャ)がどうも気になった。 食事は有名な濱田商店が休みの為、知床食堂へ、ここも売店はクローズでがら空き、かにうに丼を注文、出費デカいがこの時位は! 他に帆立や海老、いかも注文したかったが、コロナのせいで漁師も余り漁に出なく無いとの事であった。 宿に戻ってからは、一息し帰り支度をした。

 


   4/5(曇後晴)               高島屋旅館(09:45発)~東藻琴道の駅(12:20着12:30発)~日産レンタカー(13:00着発)~女満別AP(13:03着15:05発)~羽田AP(6:45着17:25発)~森林公園駅
                          (19:03着19:12発)~自宅(19:48着)

                  最終日、天気は雨模様。 朝風呂で目を覚ます、足腰など相変わらず痛む。 9時より郵便局が開くので荷物を送り、そのままめ女満別空港へ向かう、天気も回復に向かう。 根北峠へ向かう道より再び雪を纏った山々が望まれる。 心配したが、峠道は問題無く通過出来た。 根北峠よりの斜里岳や途中望まれ海別岳の美しい事! 途中、東藻琴村の道の駅で一息し女満別空港には3時間程で到着。 時間もあるので、空港内でゆっくり食事をし移管を潰した。 後は何時もと同じ行程で家路へ、20時前には無事帰り着いた。   今回は、ガイド依頼等もあり大分経費も嵩んだが、拙者にとっては大変貴重な山行で、難峰の知床岳も登頂出来たし、登山の基本的な技術等も再認識出来る勉強になる山行になった。 忘れる事の無い山行の一つとなった。


     飛行機代(羽田~女満別) 3.9万    レンタカー 1.4万    宿代 2.4万     高速バス+駐車場代+郵送代+GAS代 1.2万                                     TOP
                   ガイド代  4.5万      他飲食代  1万