No.297

                                                    越後  川内山塊

                                 木六山〜五剣谷岳 縦走                            


                                     木六山 825m  七朗平山(水場) 銀次郎山 1054m 
                     銀太郎山 
1112m   五剣谷岳 
1187m


                                        平成28年4月24日〜26日(天幕2泊)                    単独行


     4/23                太田桐生IC(19:50発)〜三条燕IC(22:35着発)〜燕三条地場産センターP(22:45着)

                           
                           4月に長期休暇が取れ以前より憧れていた新潟下越地方の川内の山へ入る機会が訪れた。 今年は例年に比べどこでも雪が少なく、川内も例外で無くどこまで行けるか、とにかくテント2泊の重装備で挑んだ。 入山前日に仕事場より直行、燕三条の地場産センター駐車場で車中泊、これが深夜まで駐車場内でスケボーをやっているバカ奴らがいて寝不足になる。
                                 


     4/24(薄曇)            燕三条地場産センターP(04:48発)〜悪場峠(06:05着06:50発)〜水無平(07:40着発)〜谷筋コース〜木六山(11:00着11:40発)〜七郎平山水場(14:00着14:15発)〜
                       前銀次郎山(15:25着15:30発)〜銀次郎山(15:55着16:20発)〜コル「男性自身神仏」付近(17:00着)テン場


                          4時起床で直ぐ様現地へ向かう、途中コンビニで食料を買い足し一路悪場峠へ。 峠はナビに登録しておいたので迷わず到着、日曜日でもあり朝6時でも既に車が7〜8代と盛況。支度をし7時前には出発した(少々遅い)。 水無平まで順調だが、仏峠〜水無平までの道もへつり気味の道で良いとは言えないが、登山道脇には春の花々が咲き乱れ、新緑や山桜が美しい。水無平もカタクリロード、和ましてくれる。 水無平よりジグザグの登りで尾根に上がる、ここまでは予定通りであったが、木六山へは尾根道を行く予定であったがこの後道標やマーキングに導かれ谷筋のコースを進んでしまう。これが又ハードな道で雪の付いた沢沿いのへつりの道で時折四つん這いでトラバース的に高度を上げていく、最後はアイゼンを履いて登り、雪渓を足元に注意しながら遡上して、木六山と隣の峰とのコルに出た。とても正規のルートとは考え辛いコースだ。 ここで始めて目指す川内の奥山が望めた。コルよりロープ伝いに下り斜面をトラバースして行くと木六山よりの縦走路に出て、 若干戻る形で登り返すと木六山山頂へ何とか辿り着いた。山頂には初老の御夫婦が居らして、話を聞くと何と拙者より随分遅い時間に入山しており、別の尾根のルートで来たとの事で愕然とした!そのあとも次々に登山者が到着するが、皆谷筋のルートで来たらしく文句を言っていた。水無平より2時間20分も擁してしまった、大誤算だ! 木六山からの展望は良く、これから向かう山々、粟ヶ岳、白山、日本平山などが顕著だ。山頂も混んできたので早々に出発する。 ここからは先ず先ずの登山道を進むが、全体に痩せ尾根でへつり気味の道も多い、どこも急斜面で重荷なので気が抜けない。またやたらにトカゲや蛇の多い所だ。 七郎平山の登りは急な雪の斜面になりアイゼンを履く、この辺で下山してくるパーティーと擦れ違う、話すと五剣谷や青里は大丈夫だが矢筈は雪が少なく無理との事。又出来れば五剣谷岳まで行きたいと話すと、七郎平の水場か銀太郎の先付近であれば良いテン場があると教えてくれた。 拙者もこの辺で先ず無理と判断はしていた、取敢えず行ける所迄行ってテン場を探そうと考えた。 水場に到着、ここまで木六山より2時間少々、水は2.5L補給した。 これが又重い事、銀次郎までの登りがキツかった。 やっとこ着いた山頂からは銀太郎、五剣谷、青里の素晴らしい展望に疲れも癒された。又周囲の山々も360度申し分無い。 しかし体力的には限界、本日の行動は夕方5時を目安に決める。 この先銀次郎を下り丁度、銀太郎の登りに係る手前のコル(男性自身の神仏付近の林)を今宵のテン場と決め落ち着いた。 夕食をとり8時過ぎにはシュラフに入ったが、途中寒く何度か目が覚めた。


     4/25(晴)             テン場(05:40発)〜銀太郎山(06:50着07:20発)〜五剣谷岳雪壁取付き(08:50着09:20発)〜五剣谷岳(10:08着11:25発)〜取付き(11:48着発)〜銀太郎山
                      (13:40着14:10発)〜テン場(14:47着15:35発)〜銀次郎山(16:05着16:15発)〜前銀次郎山(16:32着発)〜七郎平山水場(17:15着)

                           2日目4時には起床、朝食をとり5時半過ぎに出発。天気は快晴、軽装で行く。 目標は五剣谷岳、その様子で青里岳も考える。 銀太郎より五剣谷も近くなる、しかしここからが正念場!!薮漕ぎが始まる。突入して直ぐに後方の銀太郎山頂に人影が。 直ぐに追いつく、話すと七郎平の水場にテントを張って五剣谷をピストンとの事、新発田市の方だ。流石に慣れている様で早い。 藪と雪庇を交互に追いつ抜かれず進んで行く、やっとこ藪を脱出し五剣谷山頂へ?がる雪壁の取付きへ着く。ここまで銀太郎より1時間半、良いペースだ。 二人で1本立てる、拙者はここよりアイゼンを履く、新発田の方はスパイク長靴だ。傾斜はあるが雪も緩み順調に高度を上げ早々に山頂部へ。最後は山頂部の潅木に掴まり少々藪を漕いで待望の五剣谷岳山頂へ辿り着いた、感激!!数メートル四方の切り開きに三角点はあった。憧れの矢筈岳もやっと自分の目で拝む事が出来た。青里への道筋も望め、よくよく悩んだが、帰路の時間も考え諦める事にした。(もう少し早く出発していればと後悔した) この後時間もあるので山頂稜線で暫しステイし写真撮り、新発田の方は本日中に下山するとの事で足早く先に下山して行った。 拙者は途中で落とした剪定挟を回収するべく藪へ突入、足元を見ながら進み、何とか回収する事が出来た。 銀太郎で1本立てていると雪崩の轟音が鳴り響いている。順調に戻り、テントには3時前に帰還。明日の下山を少しでも楽にと、ここでテントを撤収し七郎平の水場まで下りる事にした。道脇にはイワウチワが咲き乱れている。 何とか2時間弱で下りたが重いザックが堪えた。 テン場は水場が近く良好だが、ブヨが多いのには参った、結構手や顔を刺された(今回虫除けスプレーを忘れた) 19時過ぎには爆睡モードに突入した。

 


     4/26(晴)            七郎平山水場(08:05発)〜木六山(10:48着11:45発)〜水無平(12:57着発)〜悪場峠(13:48着14:35発)〜村松、若松屋旅館(15:00着)

                           最終日、3時に目が覚める、早すぎるので二度寝、しかし5時には起きる。ゆっくりと陽があたってから食事を作る。 ゆっくりと8時に出発する、重荷の為スローリーに下る。七郎平山の雪の斜面も一歩一歩慎重に下る。この日もピーカンと天気は良好、暑い位だ。 途中、雪を食べながら暑さを凌ぐ。 3時間弱でやっとこ木六山へ到着。ここで地元三条の方と暫し談笑、1時間以上ステイする。山の山名は新潟が北海道に次全国で2番目に多い話、。五泉の山(菅名岳他)、五頭山、日本平山などの話をしてくれた。  ここからの下山路は入山したコースとは違い別のルートを取る。しっかりとした道でえらい違いだ!何でコース分岐にロープがしてあるのか?だ!皆地元の方は知っているのでロープを跨いで入るが、県外の者はまず入る事はしないであろう。 後は順調に水無平より悪場峠へと辿り着いたが、暑さと重さで苦しい下山であった。 この後は予約してある村松の若松屋旅館へ直行、3日間の汗を流し、久々に飯を食べ布団に入った。   今回の登山で五剣谷岳へは立ったが、その先へは行けなかった。特に青里岳は行けるチャンスであった。時間や雪や藪の状態、入山ルートなど頭に入ったので、ぜひもう1回チャレンジしたい。矢筈岳は中々自分の力では苦しいか、チャンスがあれば室谷側からアタックしてみたい。                           


               今回不必要な物  食料 持ち過ぎ、携帯照明、ツェルト、GPS、マーキングテープ、剪定鋏。    必要だった物   虫除けスプレー、携帯の充電池。

                 太田桐生〜三条燕  3610円     三条燕〜花園  5110円      若松屋旅館  7000円+@      走行距離  555km            TOP